【2023年5月5日更新】観光ビザの再開により日本から中国への旅行が可能に!ワクチンや隔離の要件も無し!

2023年1月8日から中国から海外への出国規制が大幅に緩和され、今後中国人による海外旅行が増えていくことが予想されます。
一方、日本の方からいくつか質問を頂いているのが、日本から(または日本人による海外から)の中国への入国規制はどうか?という点です。
結論から言うと、2023年3月15日から再開された観光ビザを取得することで中国旅行が可能です!
目次
日本人へのビザ免除措置は停止中だが、観光ビザが再開
まずコロナ禍以前では、日本のパスポート保有者はビザ無しで15日間の中国滞在が認められていました。
現在はコロナに伴う入国規制により、このビザ免除措置は停止されているため、何らかのビザの取得が必要となります。
旅行が目的の場合は、以下の観光(L)ビザを取得することが可能です。
日本人が申請可能な中国のビザの種類
ビザ名称 | 渡航目的 | 申請対象者 | 申請書類 |
L | 観光 | 観光目的での滞在 | 1. 中華人民共和国答証申請表 2. パスポート原本及び写し 3. 中国国内の企業や個人が発行した招聘状 4. 以下いずれか ・往復航空券とホテルの予約表 ・中国国内の関係機関または個人が発行した招聘状(個人が招聘状を出す場合にはその招聘人の中国身分証(表裏)の写し) ・クルーズ船で訪中する場合はその日程表 |
M | 商業・貿易 | 商業貿易活動の目的で訪中する方 | 中国国内の取引先が発行した招聘状 |
F | 交流・訪問・視察 | 技術開発提携、訪問・交流等の非営利活動の目的で訪中する方 | 中国国内の関係機関または個人が発行した招聘状 |
Z | 就労 | 就労の目的で訪中する方 | 「外国人工作許可通知」または「外国人工作許可証」 |
X1 | 長期留学 | 学歴教育を受ける長期留学の目的で訪中する方 | 「外国留学人員来華査証申請表」(JW201/202表)原本、入学通知書原本または復校証明 |
S1/S2 | 随行家族(180日以上/180日以内) | 中国国内に就労または留学で渡航する方(既に渡航済みの方)の配偶者や18歳未満の子、両親、配偶者の両親に当たる方 | 就労予定者の「外国人工作許可通知」または留学生の「外国留学人員来華査証申請表」(JW201/202表)(既に渡航している場合は、その方のパスポート、招聘状、工作居留許可または留学居留許可)、親族関係を証明する書類 |
Q1/Q2 | 親族訪問(180日以上/180日以内) | 中国人または中国永住権確保持外国人の親族に当たる方。該当する親族の範囲:配偶者、両親、配偶者の両親、子、子の配偶者、兄弟姉妹、祖父母、孫 | 招聘する方の中国身分証または中国永住居留証のコピー、招聘状、親族関係を証明する書類(出生証明、結婚証、戸籍謄本、公安局発行の関係証明、親族関係公証等) |
C | 乗務員 | 乗務員など | 外国運輸輸送会社発行の保証書または中国国内の関係機関発行の招聘状 |
ABTC | ビジネス | APEC・ビジネス・トラベル・カード(ABTC)を所持する方 | 有効なABTC |
居留許可 | 居留許可 | 中国の居留許可を所持する方 | 居留許可 |
観光ビザ申請に必要な書類
管轄地域の中国ビザ申請サービスセンターまたは総領事館にて以下の書類を提出することで申請が可能です。
- オンライン記入した「中华人民共和国签证申请表」
- パスポート原本及び写し
- 日本に居住する第三国申請者の場合:在留カード、日本上陸許可または日本査証及び入国証印;
- 元中国籍を有する場合:① 初めてビザ申請を行う方:旧中国パスポート及び帰化証明書、② 過去にビザを取った方:旧中国ビザ
- 証明写真1枚(中国ビザの写真規定はこちらのサイトが分かりやすいです)
- 以下いずれか:a) 往復航空券とホテルの予約表、b) 中国国内の関係機関または個人が発行した招聘状( 個人が招聘状を出す場合にはその招聘人の中国身分証(表裏)の写し)、c) クルーズ船で訪中する場合はその日程表
【招聘状に記載が必要な情報】
- ビザ申請者の個人情報:氏名、性別、生年月日、旅券番号等;
- ビザ申請者の訪中に関する情報:訪中理由、出入国日、訪問地、及び招聘者または招聘企業との関係、滞在費用負担者等
- 招聘機関に関する情報:招聘者の会社名又は団体名、住所、電話番号、会社又は団体の押印、法人代表又は団体責任者の署名、日付等(具体的な内容は招聘状本文にも記載)
- 4、招聘人に関する情報:氏名、性別、生年月日、中国身分証番号(または外国パスポート番号、中国永久居留証番号)、中国居住住所、電話番号
詳しくは大使館の情報を参照ください。各種ビザにおける申請書類の詳細はこちら
中国への入国にはワクチン接種は不要
中国に入国するためには、新型コロナウィルスワクチンの接種証明書の提出は不要です。
2023年4月29日からは、日本に帰国する際にもワクチン接種証明書や出国前検査証明書の提示が不要となりました。
詳しくはページ最後の中国から日本への入国規制を参照ください。
中国渡航前に準備する書類
- パスポート原本とコピー(6か月以上の有効期間と入出国のスタンプを押す為の空白ページ)
- 各種ビザ(ビザ申請はこちら)
- フライト搭乗前48時間以内のPCR検査または抗原検査による陰性証明(詳細はこちら)。2023年4月29日以降は、航空会社による陰性証明書の確認は無くなりました。入国者は陰性結果を取得した後、WeChatミニプログラム版「海関旅客指尖服務」、アプリ版「掌上海関」またはネット版 (https://htdecl.chinaport.gov.cn) のいずれかから、「中国税関出入国健康申告」を事前事前に中国税関に提出しなくてはいけません。
中国入国後の隔離は不要
2023年1月8日以降、中国入国後にはPCR検査と集中隔離は不要となっています。
健康状態に問題がなく、入国時の税関の検疫で問題が無ければ、入国後の行動制限はありません。
中国から日本への入国規制
中国から日本への入国については、厚生労働省のサイトを参照ください。
以上シバシバでした。Youtubeチャネルも覗いて見て下さい↓↓↓
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